訪問先:RINNEKOTI Foundation(リネコチ財団)
http://www.rinnekoti.fi/fi/etusivu/ 

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Rinnekoti財団は、ヘルスケアに関することや、知的や発達障害者のための必要 な専門的サービスを提供する組織です。リネコチの理念やビジョンに共感した 4000人ものスタッフがそのサービスを支えています。 フィンランドでは全国を網羅している有名な組織です。 なお、対象としている方々は知的、発達障害の特性をもつ子供や大人だけでな く、介護の分野などでも支援を必要とする人々です。

訪問させていただいたところは、首都ヘルシンキ郊外の施設で基本的にはお子さ んを中心にお預かりをされたり、家族へのご支援をされているところでした。 今回は、その中でも日本でいうとちょうど中学生くらいの子供さんをお預かりし ている施設の見学をさせていただきました。 スタッフの方々も大変親切で心より感謝です。 (こちらに記載する内容は、通訳を付けておらず、互いに母国語ではない英語、 とくに私の英語力がイマイチなため、100%聞き取れていない可能性がありま す。実際の内容は私の認識と異なっている可能性がありますので、その点をご了承ください・・)

設定活動は、毎日様々なことをやっているということでした。例えば、私たちも 実施していますが、絵を描いたり、ハロウィーンの飾りを作ったり・・といった 活動は日々実施されているようでした。 ただ、大変残念なことですが、家庭環境が完全に破綻(親が薬物中毒だったり、 暴力を振るわれたりする環境・・)している中で障がいを負っている子供達なので、精神がより不安定になっている子供さんもいて、そのため、非常に暴力的になっているケースもあるようでした。そのようなお子さんには、主には精神的な面を支援することが多いようでした。

福祉先進国であるフィンランドでは、家庭への支援も充実していて、様々な支援のメニューを受けることができます。 また、制度面だけではなく、セラピストなどの人材や支援も充実している様子 で、様々なセラピストが活躍しているようです。 (実際には、この財団ではいらっしゃらないようですが、ホースセラピーなど動物との触れ合いの中で気持ちを和らげるような支援もあるようでした)

今回、聞きたかった一つは、社会に出るときに、その子供達の特性を活かせる場所があるのかどうかという点でしたが、「(障がいの特性や程度にもよるけれど も、ここにいる子供たちは)難しいところがあります・・」という回答で終わり ました。それ以上、つっこむ英語力が私にはございませんで、そのまま終わってしまったことが少し残念です。

ちなみに、18歳まではこの施設に入れるらしいのですが、18歳を超えると他の施設に移動するといことでした。25歳までは手厚い保護やプログラムがあるらしい のですが、その後については、「ハードだよね・・」という感じだったので、もう少しフィンランドの制度について詳しかったらより詳細な内容が聞けたので は・・と思うと残念でした。

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今回意見交換する中で、私たちが子供さんたちをお預かりしている内容や活動について、運動をする機会を持ってもらうために、サーキットトレーニングやピラティスなども取り入れていることもお話しました。特にピラティスについては、 楽しい雰囲気や効果についてお話しすると、興味を示されて、「グッドポイント だね。それには気づかなかったな・・」と驚いてくれました。

また、最近たまたまですが、香りの環境にも少し気を配っているのですが、その点には全く配慮されていないようで、それも「グッドポイントだ・・」と褒めてもらいました。

ただ、見たり聞いたりするなかで感じたのは、福祉先進国というのは、国の制度が充実していることであって、現場で働くスタッフの想いや実践していること は、あまり変わらない・・といことでした。

場所は離れていますが、時々は情報交換をしながら、子供たちがより安全で気持ちよく、楽しく過ごせる“ROOMS”であるように今後も努力していきたいと気持ちを新たにいたしました。